静岡で水道工事の際に実施している工法の概要

水道は我々の生活基盤を支える大切なインフラです。日本をはじめ、世界各国では都市計画が挙がった際には必ず最初に水道網の整備をおこない、そこから宅地・商業施設の建設を始めるほどです。日本国内の水道管敷設率は2019年1月時点で約98%となっており、ほぼ国内全域に行きわたってることが伺えます。東海地方を代表する静岡に至っては、2018年から2025年までの間に市街地と臨海地域の再開発が進められており、現在進行形で新たな水道設備敷設工事もしています。

静岡の再開発工事では、これまで国内で実施されてきた配管敷設工事とは異なった工法で水道管が敷設されているのが特徴です。その工法とは「不断水工法」という名称で、1996年にドイツで開発されました。一般的な配管敷設の際は、工事対象地域周辺を断水して水が通っていない時のみしか配管を整備していきます。しかし、静岡のように既に街を形成している箇所での再開発の場合は近隣を断水にすると、日常生活に大きく支障をきたしてしまいます。

この問題を打開できるのが「不断水工法」で、水が流れている状態でも配管の新設から取り替えを可能です。「不断水工法」は二又に分かれているアタッチメントパイプを配管に取り付けて、備わっているバルブを開閉すると水流を二方向へと変えられます。これにより工事が必要な箇所の水流を変えられるので、断水することなくスムーズに敷設を進められます。静岡だけでなく、今後は国内の至る箇所で取り入れられるインフラ用工法となっていくことでしょう。